1.ダイレクト方式への期待
日司連発第1753号(平成25年1月21日)にて、日本マルチペイメントネットワーク推進協議会からのアンケートのお知らせがありました。
このアンケートの中にある「ダイレクト方式」という納付方法、とても魅力的だと私は感じたのですが、皆様はいかかでしょうか。
とても面倒くさいオンライン乙号請求の納付の手間が無くなるとすれば、素晴らしいことだと思います。
2.当面の効率化
しかし、今頃アンケート取ってるところをみると、上記のシステムが実用化されるのはもう少し先になりそうです。
他のシステムでは実用にされてるなら、さっさと法務省のシステムにも導入してもらいたいものです。
それまでの間、少しでもオンライン乙号請求を効率化するためのテクニックを紹介します。
(1)何度もインターネットバンキングにログインするのは面倒くさい
通常の手順ではe-govを経由して謄本代を納付していると思いますが、毎回取引先の銀行を手繰り、ログインする手間が煩わしいです。
特に、複数回納付する必要がある場合、何度も同じことを繰り返すのはうんざりします。
いったんログインしたら、そのまま複数の納付情報を入力してしまいたいですよね。
以前のIEを使ったオンライン申請システムでは納付情報が簡単にコピペができたのに、今のシステムではコピペができません。
しかし、方法が無いわけではないのです。
(2)「納付一覧印刷」へ進み「編集」状態にすればコピペ可能に
窓口で謄本を受け取るための「納付情報一覧印刷」という機能があります。ここに納付情報がテキストとして存在するので、それを編集状態にしてやれば、コピペができるようになります。
(こういう面倒な手順を踏まなくてもコピペが可能なようなシステムになればもっと良いのですが、コピペができるだけでもありがたいことだ、と思うことにしています)
私はこうして編集可能になった納付情報を、マウスとキーボードショートカットを駆使してカットアンドペーストしています。
(3)さらなる効率化
左手でショートカットキー、右手でマウスを操作します。
連続した数字の上で左クリックでダブルクリックすると、数字の並びを選択状態にできるので、Ctrl+Xでカットします(コピーでなくカットの方が、どこまで処理したかが見えやすくて良いとおもいます)。
次に、Alt+Tabでウィンドウを切り替え、Ctrl+Vでペースト、ということを繰り返します。
(4)e-gov経由の方が効率的な場合
e-govの方が効率的なケースも存在します。納付が1件だけの場合です。
しかし、納付が2件以上ある場合は、ログインは1回だけにして、カットアンドペーストでや
る方が早いです。
私は最初の1件だけをe-gov経由で納付し、そのまま2件目以降をカットアンドペースト法で納付するのを基本としています。